ブログ開設の二つ目の理由は、昭和36年(女性は昭和41年)4月2日以降に生まれた方に対するメッセージがあったからです。
昭和16年(女性は21年)4月1日以前に生まれた方には、60歳から年金が支給されておりました。
しかし昭和16年(女性は21年)4月2日以降に生まれた方から、段階的に支給開始年齢が65歳に近づいていき、昭和36年(女性は昭和41年)4月2日以降に生まれた方から、65歳になるまで年金は何も支給されなくなります。
この改正に合わせ政府は、平成16年に高年齢者雇用安定法を改正し、企業が定める定年の年齢を65歳にしようとしておりますが、抜け道の多い法律のため、65歳定年制はあまり定着しておりません。
また定着したとしても問題があり、この高年齢者雇用安定法は65歳までの雇用を守れと言っているだけですので、その雇用形態は契約社員でもパートタイマーでもよいのです。
ですから60歳以降は、正社員から契約社員やパートタイマーに雇用形態が変更になり、給与が大幅に下がってしまう可能性もあるのです。
おそらく政府は今後、高年齢者雇用安定法を更に改正し、65歳定年制の定着を目指すと思いますが万が一の時に備え、昭和36年(女性は昭和41年)4月2日以降に生まれた方は、少なくても60歳から65歳になるまでの生活資金を、早めに準備しておいた方がよいと考えております。
その思いをブログのタイトルである「自分年金を作ろう」で表現してみましたが、今後は具体的に自分年金を作る方法を紹介していきたいと思います。
2011年04月27日
2011年04月24日
ブログ開設の理由(1)
話の順序が逆になってしまいましたが、年金ブログを開設するに至った二つの理由のうち、まず一つ目をお話します。
年金記録確認地方第三者委員会から、申立ては認められないという返事が届いてから、裁判をする以外に解決の手段がなくなってしまいました。
そのため年金裁判について調べ始めましたが、年金に関する裁判のやり方について解説された本やウェブサイトは、全く存在しませんでした。
また判例も探してみましたが、自分と同じようなケースを扱った判例どころか、年金に関する裁判の記録自体を、見つける事ができませんでした。
その他にも行政機関に相談したり、知り合いの社会保険労務士さんや行政書士さんにも聞いてみたりしましたが、誰も満足するような回答を与えてはくれませんでした。
そのため一度は諦めようと思いましたが、年金に関する知識のある自分が裁判を起こし、その記録をブログやウェブサイトを通じて公開すれば、同じような問題を抱えて苦しんでいる人達に、何か役に立てるのではないかという思いが後押しし、初めての裁判に挑戦してみました。
その結果として小額ながら損害賠償を勝ち取りましたが、裁判の提訴とブログ開設のメインの目的は上記のように、ブラック会社の違法なやり方に苦しんでいる方々に、少しでも役に立つ情報を提供したいという気持ちからです。
会社名や個人名、また不正により減った年金額や損害賠償の額は公開する事はできませが、それ以外はできる限り事実通りに公開していきますので、このブログを通じて何かひとつでもヒントを得ていただけたら幸いです。
年金記録確認地方第三者委員会から、申立ては認められないという返事が届いてから、裁判をする以外に解決の手段がなくなってしまいました。
そのため年金裁判について調べ始めましたが、年金に関する裁判のやり方について解説された本やウェブサイトは、全く存在しませんでした。
また判例も探してみましたが、自分と同じようなケースを扱った判例どころか、年金に関する裁判の記録自体を、見つける事ができませんでした。
その他にも行政機関に相談したり、知り合いの社会保険労務士さんや行政書士さんにも聞いてみたりしましたが、誰も満足するような回答を与えてはくれませんでした。
そのため一度は諦めようと思いましたが、年金に関する知識のある自分が裁判を起こし、その記録をブログやウェブサイトを通じて公開すれば、同じような問題を抱えて苦しんでいる人達に、何か役に立てるのではないかという思いが後押しし、初めての裁判に挑戦してみました。
その結果として小額ながら損害賠償を勝ち取りましたが、裁判の提訴とブログ開設のメインの目的は上記のように、ブラック会社の違法なやり方に苦しんでいる方々に、少しでも役に立つ情報を提供したいという気持ちからです。
会社名や個人名、また不正により減った年金額や損害賠償の額は公開する事はできませが、それ以外はできる限り事実通りに公開していきますので、このブログを通じて何かひとつでもヒントを得ていただけたら幸いです。